2020/10/31

Apple IDの分離方法 iPhone iOS 14版

iTunesカードを共通利用…の罠

「家族でAppleIDを共有で利用していて非常に使いづらい」という相談を持ちかけられました。iPhoneを新規に購入した際にもらったiTunesカードを「共有利用できるよ!」と軽く店員に進められて、家族と同じAppleIDでiPhoneを設定してしまった結果のようです。

Appleでは家族でも共有利用を行うことは禁じていますので、この利用をされている方はご注意ください。

逆に、もし自分のiPhoneやiPadを別々ののAppleIDで利用している場合は、一つのAppleIDで利用するとぐーんと利便性が上がります。(この話はまた後日)

まず、AppleIDはどのような仕組みなのでしょうか?

AppleIDは、個人を特定するアカウントとして機能しiCloudを通じてApple製品の利用情報を同期してくれる機能です。iPhoneやMac、iPadなどのアドレス帳を同期してくれたり「探す」機能で紛失したデバイスをマップ上に表示してくれたりと非常に便利です。少々少なめですが、無償で5GBの保存エリアを持て、写真やiPhoneのバックアップも保存できます。

個人で複数持っているデバイスを一元で管理できるのは非常に便利です。

しかし、問題のケースは”一つのApple IDを他人なのに共通で利用”しています。

図1:共有利用のAppleIDで同期される状況

自分のアドレス帳に新しく人を追加しても、別の人からは知らない人が追加されてしまう
…この人知らないと削除されると…???
メールを受け取っても他の人に見られてしまう…!!!

困ったものですね。

ということで、自分専用のApple IDを作成して正しく分離しましょう。

ただし、ここで操作を誤ると、
いままであったデータを消してしまうので慎重に操作が必要になります。

2020/10/18

初仕事 PCリフレッシュ(SSD換装、メモリ増設) Dynabook B25 22E

初のお仕事を頂きました。
PCリフレッシュのメモリ増設&SSD換装です。

換装前と結果の比較で、約5倍の速度アップが認められました。😝
比較動画はこちら→https://youtu.be/Jb_4rn78QLY

対象機種: TOSHIBA Dynabook B25-22E


ご依頼主の話では、2017年の初売りで購入したもの。
電源投入からExcelへの文字入力だけで3分ほどかかるということで「カップ麺と同じ待ち時間」と苦笑していました。お湯を注ぐと同時に電源を入れ、3分経って食べ終わった頃に操作すると動くとことでした。
起動後に待ち時間が極端に長いとPC使うのが苦になりますね。

本体状況

 OS:Windows10 ビルド 1903
 CPU:第7世代 Celeron 3865U 1.8GHz 2コア
 メモリ:4GB(空きスロット1)
 ストレージ:HDD 512GB 5400rpm (TOSHIBA製)

購入時からの変更点は、付属していたウイルス対策ソフトをウイルスセキュリティZEROに更新しただけとのことでした。
特に怪しいプログラムも動作していないようなのでHDDへのアクセスが非常に遅いこと、CPUがCeleronで処理に時間がかかっていると判断できました。

まず、ディスクの状態を確認します。

ディスクの転送モードと状態を「Crystal DiskInfo」にて確認

HDDに異常はありません。まだまだ新しいです。
転送モードがSATA300(300MB/s)と第7世代CPUならSATA600では無かったかなぁと…
まあ、HDDなら充分、SSDとすると頭打ちになるかなぁと…ちょっと不安。

データ転送速度を「Crystal DiskMark」で調査

シーケンシャルリード97MB/sでした。5400rpmの2.5" HDDとしては標準的です。

その他、HDDの利用容量やディスクアクセス状況などを観察しつつ、特に問題が無いようなので換装に移ります。できれば、換装前にフルバックアップを取っておくと安心ですね。

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