iTunesカードを共通利用…の罠
「家族でAppleIDを共有で利用していて非常に使いづらい」という相談を持ちかけられました。iPhoneを新規に購入した際にもらったiTunesカードを「共有利用できるよ!」と軽く店員に進められて、家族と同じAppleIDでiPhoneを設定してしまった結果のようです。
Appleでは家族でも共有利用を行うことは禁じていますので、この利用をされている方はご注意ください。
逆に、もし自分のiPhoneやiPadを別々ののAppleIDで利用している場合は、一つのAppleIDで利用するとぐーんと利便性が上がります。(この話はまた後日)
まず、AppleIDはどのような仕組みなのでしょうか?
AppleIDは、個人を特定するアカウントとして機能しiCloudを通じてApple製品の利用情報を同期してくれる機能です。iPhoneやMac、iPadなどのアドレス帳を同期してくれたり「探す」機能で紛失したデバイスをマップ上に表示してくれたりと非常に便利です。少々少なめですが、無償で5GBの保存エリアを持て、写真やiPhoneのバックアップも保存できます。
個人で複数持っているデバイスを一元で管理できるのは非常に便利です。
しかし、問題のケースは”一つのApple IDを他人なのに共通で利用”しています。
メールを受け取っても他の人に見られてしまう…!!!
困ったものですね。
ということで、自分専用のApple IDを作成して正しく分離しましょう。
ただし、ここで操作を誤ると、
いままであったデータを消してしまうので慎重に操作が必要になります。