Windows10に標準で搭載されている「クイックアシスト」という機能はご存じでしょうか?
当社でも遠隔サポートをする際に重宝させていただいています。
この標準ツールは遠隔操作で手元のPCを操作してくれるツールです。
電話で指示を受けても分からない場合などでも、遠方から直接PCを操作してトラブルを解消してくれる非常に便利なツールです。
誰からも操作を受け付けるのでは無く、操作をする人が発行した特別なコードを入力しないと操作できません。
また、そのコードは10分程度で変わるコードなので盗んで悪用することが時間的に難しいのです。比較的安全に利用でき、操作時の通信も暗号化されます。
このクイックアシストは、Windows10 Version 1607 以降に搭載されていますので、大抵のWindows10には標準で導入されています。
しかし、このクイックアシストが、Windows11公開後に導入方法が変わったのです。
変わっているというのは、今までのアプリを起動すると、Microsoft Storeから新しくダウンロードするように促されます。アプリが別に更新されているのですね。
そうです、時間のあるときにこの作業をおこなっておかないと、実際に支援を受ける際に混乱する原因となります。
この記事をみて『やってなかったー』という方は是非、起動してUpdateしてください。
手順は至って簡単です。
スタートからWindowsアクセサリ→クイックアシストを起動します。
旧版のクイックアシストを起動した画面 |
新しいバージョンのクイックアシストと表示されたら、画面下部の「Microsoft Storeを開く」をクリックします。
Storeの画面が開いて、クイックアシストのインストール画面が表示されたら「インストール」をクリックします。一旦画面が暗転した場合は焦らず「はい」をクリックします。
しばらくするとインストールが完了して新しいクイックアシストが起動します。
実際のアップデート操作動画
このクイックアシストは、インストール位置が変わっていて、スタートメニュー直下に変更になっていますので、スタートメニューに表示やピン止めを行っている方は再修正してください。
クイックアシストの支援の受け方を知っていると、操作を相手に任せることが出来、実際に来てもらわなくてもとラブのを解消できることになります。
とはいえ、実際に支援を受けるのも簡単。
- クイックアシストを起動
- 支援者から言われるコードを入力(半角の英数字です)
- しばらくして、操作をどうするか訪ねられるので、問題が無ければ「許可」をクリック
- 接続されると、相手からのマウス、キーボード入力が行われます。
- 相手から終了するか、画面上部の×をクリックして終了できます。
実際に支援を受ける手順の動画
クイックアシストを起動して、相手からのコードを入力しなければ画面をのぞき見られたりそうされたりしません。その点はご安心ください。
また、Microsoft謹製のアプリのためバグ修正含めてのサポートが万全というのも有り難いです。(これらの遠隔システムを提供しているメーカは結構なだけと思うぞ)
非常に便利なのでご活用ください。
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